AMEX リターン・プロテクションって実際どのシーンで使えるの?検証してみたら興味深い結果に…
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アメリカン・エキスプレスのカードではカード付帯保険としてて「リターン・プロテクション」が存在します。
リターン・プロテクションは購入した商品を販売店側で返品を受け付けない場合にAMEXに当該商品を送付することにより、購入金額がチャージバックされるショッピング保険の一種です。
どういった場合に使えるのか?
イメージで考えると「返品不可の高価な中古ブランドを買ったが、お店が返品を受け付けない。どうしよう」みたいなパターンですよね。こういった場合にキャンセル・プロテクションを発動させたくなるんですが、実際に使えるのでしょうか?
対象商品は?
対象商品の詳細はアメリカン・エキスプレスのリターン・プロテクション規定に詳しく記載されています。
1. 概要
1商品につき最高3万円まで、1会員口座(追加 カードも含む)につき年間最高15万円まで。
https://www.americanexpress.com/japan/include/maincontent/term/SBS_gold_stipulation.pdf
6. 対象商品
対象商品は未使用かつ良好な状態で、正常に機能する物に限ります。(故障・損傷など欠陥のある商品は対象となりません。)https://www.americanexpress.com/japan/include/maincontent/term/SBS_gold_stipulation.pdf
7. 適用対象外となるもの
・動物および生きている植物 ・同じものが二つとない商品(骨董品、美術品、特注品、名入れした品お
よび毛皮を含む)
・全額をカードで支払っていない商品
・閉店セールの商品
・消耗品および生鮮食品
・貴金属および宝石・サービス(取付費用、保証料、送料、または会費など適用対象商品を補 助するものを含む)
・希少硬貨
・使用済み、組立て済み、および修繕済みの商品
・携帯電話 ・自動車、オートバイ、モーターボートなど、原動機で動く乗用具、その
部品及び付属品(カーナビシステム、AV機器など) ・土地および建物 ・有価証券(約束手形、切手、および旅行小切手など) ・現金、現金同等物、およびチケット類 ・オーディオ、ビジュアル、およびパソコンなどのソフトウェア、オンラ
インコンテンツ、書籍
・ヘルスケア商品 ・家、事務所、乗り物に恒久的に取り付ける商品(車庫開閉装置、車の警https://www.americanexpress.com/japan/include/maincontent/term/SBS_gold_stipulation.pdf
使えないものが多すぎる、、かな?
リターン・プロテクション対象外の商品を見ると、相当な種類の対象外商品がありますね。つまり最初に上げたような「中古ブランドのリターン・プロテクション」は、そもそも中古ブランドが新品未使用ではない状態なので発動不可能です。消耗品や生鮮食品も不可になっているので、当然ですがトイレットペーパーやトマト、プリンタのインクなども発動不可ですし動植物もNGなので犬猫ペットや小鳥・観賞魚も不可です。
逆に何に使えるか
対象外に入っていない商品はつまりリターン・プロテクション対象の商品と言えます。逆算しながら有り得そうな物を上げるとすると「家電(携帯・PC除く)」「15万円以下のブランド品」「インテリア・雑貨(観葉植物除く)」「超限定品だが唯一の品にならないフィギュア」「閉店セールではないバーゲンセールで買った衣類」などなど、まぁ世の中に無くはないですね。
ただし、ひとつ言えることがある
有り得そうなもので上げた商品類の中で「そもそも返品を受け付けない」パターン自体がほとんど存在しないんじゃないの?って思います。対象除外に「閉店セールの商品」が存在するので、それ以外で返品を受け付けないパターンが果たして日本国内でどれほどあるのか?という事を考慮すると実質国内ではリターン・プロテクションは使える可能性が極めて低いのではと考えられます。
現実的な話
リターン・プロテクションは海外決済での活用法が多そうですね。例えば「パリで10万円のお土産としてバッグを買ってきたが、お店が返品を受け付けないかった」みたいな場合です。日本では社会的に返品交換を受け付けないというパターンはまともなお店ではほぼありえません。まともじゃないお店では経品不可があり得るかも知れませんが、その場合は買った商品が除外品に含まれる商品である可能性が高いですからね。
アメリカン・エキスプレスのリターン・プロテクションは、実はよく考えると国内で使える可能性が低いサービスでしたw
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